より白い下地で塗装の発色を改善! 白色化成処理
より白色に近いマグネシウムの化成処理被膜を形成。
生地に由来する色斑も緩和させます。(非リン酸マンガン)
比較イメージ写真
白色処理被膜と、その他の被膜の上に、透明度の高いピンク色をデータ処理して貼り付けてみました。白色化成処理は下地が白色であるため、良好に発色出来ていることがわかります。
白色化成処理
当社標準化成処理
一般化成処理品
白色化成処理の特徴
●生地の色ムラをカバー
●塗料の発色を向上
●ベースコートの削減にも寄与(3コート→2コートに削減など)
●淡色系の塗装に最適
●塗料の発色を向上
●ベースコートの削減にも寄与(3コート→2コートに削減など)
●淡色系の塗装に最適
使用例1:白色化成処理+光透過性のある白色塗装
金属光沢を活かした従来にない意匠を実現!
ヘアライン加工などを施した生地に白色化成処理による白い皮膜を形成した上に、光透過性のある白色塗料を施すことで、金属のヘアラインなどを視認できるこれまでにないテイストのデザインが実現可能となります。この白色化成処理+白色塗装により、見る角度や、光の当たり方によって、いろいろな表情を楽しむことが
出来ます。
出来ます。
↓クリックすると動画でご覧いただけます。
※繊細な意匠となりますので、お客様個々の製品にて実際にお試しください。
使用例2:透明化成処理+シルバー塗装
ダイカスト品のヘアラインを活かしつつ、生地の成形、加工による欠点をマスク!
透明化成処理による透明皮膜の形成とともに、クリア塗装やシルバー塗装を施すことで、アルミニウムやマグネシウムのダイカスト品生地の欠点を隠しつつ、金属光沢を持つ美しいヘアラインを製品外観に活かすことが可能となります。これまで実現が難しかった「マグネ、アルミダイカスト製品の金属光沢」意匠実現に寄与致します。
透明化成処理+シルバー塗装
なぜ、シルバー塗装を行う必要があるのか?
金属の光沢やヘアラインを見せるためには、 白色化成処理により白い皮膜を形成するだけでも可能ではありますが、ダイカスト品の場合、透明化成処理にすると下地の欠点もそのまま見えてしまいます。しかしそこにシルバー塗装を施すことにより、ダイカスト品の下地の欠点をマスキングしつつ同時に、金属光沢やヘアラインを美しく見せることが可能となります。同時に光を当てて、下地ムラの見え方を比較。
一枚のダイカスト品の左右で処理を変えたもの=下地の状態は同じ
写真左:透明化成処理+シルバー塗装品、 右:未処理品
このように透明化成処理と塗装をうまく組み合わせることにより、下地ムラをマスクしつつ
美しいヘアラインを活かすデザインが可能となります。