CB処理:銅箔と酸変性ポリプロピレンフィルムの接合
1.試験材料
銅箔: UACJ製圧延銅箔、厚さ18μm
フィルム: 酸変性PP
2.処理条件
3.試験結果
・CB技術を適用しないときの引き剥がし強さの最低値は0.06N/mmであり接合強度が極めて低い。
・銅箔のみにCB剤を塗工した場合の引き剥がし強さは、最低値で0.69N/mmまで向上した。
・銅箔と酸変性PPの両面にCB剤を塗工すると、引き剥がし強度が向上する。
4.まとめ
・酸変性PPフィルムのヒートプレス条件を設定した。
・フィルムに対して、適するCB材を選定した。
・酸変性PPは、CB技術を適用しないと十分な強度で接合しないことが確認された。
・銅箔のみにCB剤を塗工した場合、酸変性PPでは引き剥がし強度が11倍に向上し、CB技術の効果が確認された。
・銅箔と酸変性PPの両面にCB剤を塗工すると、更に引き剥がし強度が向上した。
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